2023年はChatGPTを筆頭にAIがトレンドになったと言っても過言ではないでしょう。
今回は今後AI to Earnができるようになると話題の仮想通貨AI銘柄、CryptoGPTについてWebサイトから情報を拾ってまとめてみました!
※あくまで投資のアドバイスではないという点、今回の記事で紹介した内容が今後変更になってしまう可能性があるという点をご理解頂いた上で読み進めてください!
$GPTの基本情報
$GPTコントラクトアドレス
ERC-20 |
0xD04E772BC0d591fBD288f2E2a86aFA3D3CB647F8 |
BSC-20 |
0x153C0c947177e631e3DFc594ba28750d3a921FB5 |
Arbitrumの$GPT(Uniswapのみ) |
0xfe77d71baf7a6cdabbd63a2ad1e0adb68ca64c06 |
現時点での上場先

- PancakeSwap
- Bybit
- Gate.io
- UniSwap
- MEXC
- Bitget
- Huobi
- Bitfinex
もし購入を検討しているなら個人的にはガス代が安いBSC-20のほうをおすすめします。
※ERC-20はガス代が高い
Bybitは出金する際にERCかBSC-20を選択できます。
今のところHuobiなどERC-20しか出金できない取引所もあるのでよく確認しましょう。
CryptoGPTは実はイーサリアムのレイヤー2
CryptoGPTはイーサリアムのレイヤー2であり、今後ガス代などに使用される$GPTはネイティブトークンとなります。
AIのイメージが強いですが意外にもイーサリアムのレイヤー2なんですよね。
レイヤー2はレイヤー1であるイーサリアムの処理コストや処理スピード、セキュリティなどの面を解決するため作られたネットワークで、最近だとOptimism やArbitrumなど話題になりましたね。
どんな風にAIで稼ぐ?【AI2Earnの構想】
AI2Earn(AIで稼ぐ)というのは中々イメージがわきづらいですよね。
一応下記↓のような構想があるようです。

フィットネス、エンタメ、金融、出会い系、ゲーム、教育などの分野でCryptoGPTと提携しているアプリをユーザーが利用
↓
CryptoGPTがAI技術で個人データをパッケージ化
↓
個人が自分のAIデータを所有し、それを売買して稼ぐ
CryptoGPT と提携しているアプリ
CryptoGPT と提携が公表されているアプリは今のところ海外系しかないです。
日本のアプリに対応するかは全く読めないですね。

set&rep(フィットネス)
GymDone(フィットネス)
unimoments(Snapchat を用いたSNS)
Den(教育系SNS)
Pom(音楽愛好家の出会い系)
Boardapp(メッセンジャー系)
これらアプリの全てのユーザー数を足し合わせると潜在的ユーザー数はトータル約200万人。
上記6つのアプリが提携し、CryptoGPT上で構築され稼働する予定です。
序盤にすぎないので、おそらくまだまだ提携アプリは増えると思われます。
GoogleやAmazon、Meta社などを含んだデータ市場の規模は非常に巨大ですので、
CryptoGPT上のアプリを通して大企業が独占していた巨大な市場に個人がリーチできるなら素晴らしいと思います。
$GPTのユーティリティ
様々な用途がありますが、1番基本的なのはガス代としての手数料として使用されます。
他にはバリデータステーキングからの価値ファネル、コア製品からのキャッシュフロー、および買い戻し、バーン、および/または利回りの拡大などの流動性イベントに展開できる手数料など。
CryptoGPTの収入源
すべての持続可能なエコシステムは収入源を必要とし、収入源があって初めて、コミュニティのために持続可能な価値を創造することができます。
CryptoGPTは消費者が購入に至るまでのフェーズを多様化しており、特定の原因に依存せず、ボラティリティに対して堅牢です。
↓
主に❶〜❹
❶ 取引手数料
非常に拡張性のある収入源です。分散型AI経済の基盤として、CryptoGPTは高利益とコスト最小限のネットワークであり、何十億人ものAI顧客にリーチしたいアプリケーションサービスに対して頼られるプラットフォームです。
❷コアアプリ
データ経済をキックスタートさせるためにコアとなるアプリ開発が行われています。コアアプリは収入源の柱としても機能します。
❸GPTデータ市場
一般人に有利なグローバルデータ取引となる予定。開発者や企業が同意したデータを購入者に提供するためのプラットフォーム。
❹データカプセル
ユーティリティが備わったNFT。各データカプセルには、データマイナー固有のデータグループがあります。これらは、直接購入するか、開発者や企業によって取得して配布されます。
※Webサイトの文面ではまだ詳細が把握できない面が多いです
$GPTのお金の流れ
$GPTステーカーは、さまざまなユーティリティの中で報酬を受け取ります。
エコシステムの基金は、一部の収入源によって供給され、AIによって生み出された富は$GPTステーカーに再分配されます。
バイ•バック(買い戻し)
$GPTステーカーが参加し管理するDAOは、マーケットから$GPTを買い戻すためにCryptoGPTの一部の資金を使用することに投票することができます。
バーン(発行済の$GPTの流通量を減らす)
$GPTステーカーが管理するDAOは、市場から購入した$GPTのバーンを実行するためにCryptoGPTの一部の資金を使用することに投票することができます。
※市場に流通する通貨一枚あたりの価値を高めることがバーンの目的。バーン対象となるのは運営が保有する通貨のみ。
高利回り
$GPTステーカーが管理するDAOは、CryptoGPTの一部の資金を使用して市場で$GPTを購入し、これらをステーカーに配布してステーキングの高利回りを提供するために投票することができます。
ベンチャー投資
$GPTステーカーが管理するDAOは、特に他のAI開発プロジェクトにおいて、シードやプライベートラウンドに投資するためにCryptoGPTの一部の資金を使用し、AI経済におけるコミュニティの利害関係を成長させるために投票することができます。これによりコミュニティをVCに変えます。
AI NFTについて

AI NFTについて、AI to Earnをしたいなら必需品となると思われます。
どのようなものなのか公式サイトの情報を元に見ていきましょう。
AIデータカプセル (AI NFT)

AI データカプセルとは、アプリを通して得られた個人のアクティビティデータを保存するためのNFTとなります。
提携アプリを使用している間、AI NFTの所持ユーザーは報酬を受け取るような形となります。
AIデータカプセルを多く所持するほど、より多くの収益利回りが得られます。

AIはBoxに入っているようで、希少性+統計のランダム化されたAIカプセルを持っているようです。
カプセルには3種類のタイプに、5段階のレアリティが備わるようです。
いわゆるビッグデータと呼ばれる巨大なデータ市場を大手ハイテク企業は独占して収益化しています。
AI データカプセルを使用すればCryptoGPT上で個人データを構築できるため、個人が巨大なデータ市場にアクセスできるようになります。
具体的には個人データをCryptoGPTのマーケットなどで売買して収益を上げれるようになる予定です。
※残念ながらまだ開発途上のため実際この構想がうまく実現するかわかりません、おそらく技術的にもかなり難易度が高いと思われます。
おそらくは今後NFTの入手方法も色々と増えてくるかと思われますが、現在では次に解説するステーキングのみとなります。
$GPTステーキングによるAI NFTの取得法

$GPTステーキングによるAI NFTの取得方法について注意点も合わせて解説します。
↓ここで$GPTのステーキングができます。
ステーキング解除にはクールダウン期間が18日間あり、18日経たないうちに引き出そうとするとステーキングしていた$GPTの18%が減るというペナルティがあるので注意です!
$GPT をステーキングすると1000枚に対して1時間毎に1コンピュテーションクレジット(CC)を獲得することができます。
※1000枚未満は獲得できません
これはポイントみたいなもので3000CC貯まると下記ページから1回だけAIを起動できます。

僕は初回起動させてみましたが2/40でした。

AIを起動するとランダムな割合で1/40から40/40個のAI NFTとなるパーツを獲得できます。
40/40個パーツを集めないと、AI2EarnができるAI NFTは得られないので注意です!
このステーキングプログラムで$GPTを賭けることは、CCを獲得する良い方法であり、貴重なNFTを得ることが保証されています。
ただし、NFTをどれだけ早く得られるかは時間の問題であり、賭けるトークンの数によって決まります。
例、10000$GPTをステーキングした場合
1時間ごとに10CC
↓
300時間で3000CC
↓
3000CCで1回AIを起動
例えば、今回のAI起動でパーツを5/40こ獲得できたとします。
40/40こパーツを集めないとAI NFTは獲得できないので次のパーツ獲得チャンスは300時間後となります。
1回の起動で40/40こ獲得できる場合もあるようなので完全に運ゲーです。
$GPT ステーキングは1回のステーキングで複数の機会から利益を得るメカニズムを採用する予定だそうです。
例えば、ロードマップに書かれているレイヤー 2 として、AI 経済の取引手数料の配分やモバイルデバイスでにApp ストアと Play ストアを通じて配信されるAlexなどが含まれています。
※ただし詳細は現時点で不明
まだCryptoGPTから正式な製品が出ていないので半分期待値みたいなところもありますね。
※一応AI図書館のAlex というアプリケーションは触ることができます、たぶん英語のみかな?
androidで利用可能、iPhoneユーザーはWebサイトから利用可能。
CryptoGPT についてワイ(まっさん)の所感
まあ、ポテンシャルは高いと言えるでしょう。
しかし、正直なところ現段階では本当に上手くいくのか疑問に思うところも割とあります。
収入源が継続しCryptoGPTが考えるエコシステムが本当にうまく回るのか?
開発者、新規ユーザー参加数やエコシステムの参加者に対しての報酬のバランスなどがうまく機能するか?
高品質の製品がちゃんとリリースされ、うまく機能するのか?
特に技術的な問題が1番の懸念点です。
レイヤー2を構築する際にOptimismやArbitrumには使用されていないzk-Rollupという技術を用いているようですが、これの構築難易度が中々高いらしいのです。
僕が考えている懸念点はこの辺が大きいですかね。
CryptoGPT はポテンシャルも高いですし、開発チームも相当に優秀でしょう。
しかしながら残念なことに1流のプロジェクトだったとしても仮想通貨の界隈は開発もマーケも上手くいかないことも全然普通にありますし、凄まじい盛り上がりを見せても、ものの数時間後に大暴落とかありえちゃう世界なんですよね。
ですのでCryptoGPT に限った話ではないですが、いかにポテンシャル高いとはいえ確実性はないため、入れ込みすぎるのはリスキーだと思います。
リスク分散してなるべく有望なものをいくつもピックアップそて分けて入りたいですね。
まだ情報も全貌は出てないので今後明らかになってくるでしょうが、早い段階で見極めたいとは思います。
プランとプロジェクトの実現性のバランスを見つつ、そして過度な期待はなるべく抱かず、現実的な視点で見極めたいなと思いますね。